近年は、GⅠへ直行する実力馬が増えて、GⅡながらレースレベルが低下して混戦模様を呈しています。
昨年も、まさかのマカヒキ復活劇で、高年齢馬の好走も十分にあり得るレースです。
ということで、週中には宝塚記念で5着と好走してデムーロ騎手との相性もいい⑫番マイネルファンロンが、あまり人気にならないタイプで面白いと考えていました。
ところが、調教師のかなり弱気なコメントと調教の評価から、狙いづらくなりました。
他の馬の関係者も、目標は先だとか、叩いてから、距離的に・・・というニュアンスのコメントが多く、1番人気で安定した成績の②番ボッケリーニが無難な印象を受けてしまいます。
目黒記念で最先着馬が不振という重賞お宝データが気になることは付け加えておきます。
レース展開からは、逃げたい馬が数頭います。
こういう場合、意外にハナを切った馬が残るケースがあります。
この中では、①番アフリカンゴールドの行き脚がつかないことが予想されますので、スタートのいい⑨番ユニコーンライオンがハナ切った場合には、同厩の⑦番キングオムドラゴンが無理に競りかけることは考えづらく、宝塚記念で見せたレイパパレを差し返した粘り腰を発揮することが、無きにしも非ずと考えます。
もっとも、前が競り合ってペースが上がった場合には、⑭番ディアマンミノルの追込みが決まるケースも考えられます。
昨年は、最速の
上がりを発揮して4着まで押し上げてきました。
距離的に短い印象の⑥番アイアンバローズも、馬場が渋ったままで、スタミナ比べになった場合には馬券圏内は十分にあると思います。
⑩番ウインマイティーは、前走で不振を脱して万券ゲットをプレゼントしてくれたこともありますが、ゴールドシップ産駒で、コースと渋めの馬場は合うと思います。
目標はこの次という関係者のコメントですが、紅一点54キロを活かせば、これも馬券圏内と考えます。
馬券のまとめ
まずは、②番ボッケリーニが安定していると考えると同時に、頭に人気薄が飛んでくることを期待して
②番(1頭軸マルチ)→⑥⑨⑪⑫の3連単
と
⑥⑨⑪⑭番の3連複ボックス
更に、先週のスプリングステークスでの買い方を反省して
②⑥⑨⑩⑭の馬単マルチによるボックスも
付け加えておきます。